歌を口ずさみながら浮遊する日々
満月のクリスマスイブ


今夜は満月のイブですね。
桜の木の枝から見え隠れするお月さまは
いつもより優しく美味しそうな黄色でした。

この時期とりかかることのひとつは 贈り物えらびとラッピング
仕事でもプライベートでも
ラッピングと荷造りは案外体力を使います
無事出荷したあとは1日分の仕事を終えたような気になってしまいます
それでもわたしはこの作業が大好き

今はどのお店もほとんどは素敵に包装してくれますが
たまに繁忙期だからと手を抜かれたり
あまりにトキめきのない包装紙で包まれたときは
迷わず自宅で包みなおします
まったく不必要なこだわりといわれればそれまでですが

わたしは幼い頃もらったプレゼントの包装紙をよく覚えているのです
とくにクリスマスプレゼントはきらびやかでカラフル!
1番古い記憶は2歳の頃のサンタさんのプレゼントです
もちろん中身もそれなり重要ですが
贈り物をひらく瞬間の胸高鳴る記憶はなんとなく
最初に目に飛び込んでくる包装紙に宿るような気がするのです
だから自分の作品を包む時のシンプルなものとはちがって
子供たちへの贈り物には思いっきり色彩豊かで夢のある包装紙を選びます

たとえ目に映るのは一瞬だとしても
あっというまにリボンは解かれて紙は破かれてしまったとしても
もしかすると大人になった彼らが 子供時代の楽しい記憶を 
より鮮やかに思い出せるかもしれないから
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啓蟄
今日は「啓蟄」…虫たちが冬眠から目覚める日だとか。
まだまだ風は冷たいけれど、日に日に陽だまりや土の匂いが強まっています。
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2014カレンダー販売開始致します。
遅ればせながら、2014カレンダーの販売を開始いたしました。
お待たせしてしまった皆さま、申し訳ありません。
ご注文お待ちしております!

紗英の浮遊舞台
http://sae-k.shop-pro.jp/

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Joyeux Noël!
Joyeux Noël!

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明るいひとりぼっち

創造力のある人間は軍隊を持っていないけれど
強い力を持ってい

それは孤独でひとりぼっちだから。

軍隊は集団だから弱い

 
フンデルトヴァッサー

 
 
高校時代のスケッチブックを繰っているときに見つけた言葉です
 
十数年前のスケッチブックなんて大体
恥ずかしくて見るに堪えないものだけれど
たまには役立つ言葉を書き留めているものです
 
平凡な毎日を重ねてきた私にも
なんどか人生の岐路に立った経験はあります

 
そのとき感じたのは
「ひとりぼっち」です
けっきょく自分のことは自分で決めるしかないのだと
家族や友人に囲まれぬくぬくと過ごしてきたなかで
ごくあたりまえのことに気付いたのです

迷ったり悩んだり 
たずねたり相談したり 揺れて揺れて
でもいちばん最後は 自分だけが住む世界で 
静かな胸で 結論をだすこと
 
たとえそのすぐあとに
失敗と思える結果がでても
ひとりぼっちを耐えて考え抜いた結論なら
その事実があとで必ず力をくれると思います
 
大事な周りの人は
それぞれに信頼できる意見を言うだろう
でも究極、自分の足元にのびた道の行方が
まっすぐ正面から見えるのは
自分の目しかないのだと

 
いつまでも迷いは消えず
責任を自分1人で負うのはつらくて
たとえ近しい人たちからすぐ理解されなかったりしても
 
自分で選択したのだという明るさに勝るものはないと
迷いクセのある私はいつも自分を鼓舞するのです


そして大切な人が その瞬間をむかえたときにも
「ひとりぼっち」を邪魔しないようにしなきゃと思います

 
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直径3僂寮こ


この夏、GENETO様(京都の若手建築家集団)から
毎年恒例のノベルティグッズの バッヂデザインのご依頼を頂き
先日完成品が届きました。

京都と東京で数々の建築や内装、家具などを手掛けておられるGENETOさんは
建築と日本文化とアートの交流を大切なテーマにされていて
同世代のクリエーターとしてとても共感しつつ、刺激を受けています

ノベルティグッズのデザインのお仕事は初めてでしたが
あちこち浮かんだ考えを研ぎ澄ませていくという
いつもは1人で孤独にすすめる作業を
他の人とやりとりを重ねながら練っていく過程や
自分の絵として、だけはなく
「会社のグッズとして」「使いたいと思う小物として」
魅力的な形や色合いはなにか、と考える作業がとても新鮮で勉強になりました

そのうちに不思議と学生時代にいつも考えていた
「原始的な命のエネルギー」というテーマに原点回帰したりして
1人でぐるぐる考えているだけでは
過去のアイディアをふりかえることはなかったかもしれません
これからの作品世界のヒントをもらったような大切なお仕事でした

まだまだ私は知らない世界がたくさんあるから
窓を開けて違う方角からの風を迎え入れることも必要だと強く感じました

バッジデザインの詳細や作家コンセプトは
以下の GENETOブログで紹介されていますので、ぜひご覧になって下さいませ。

http://ameblo.jp/geneto/day-20130826.html

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薫風

若葉と花の香りでいっぱいの季節になりました

 

空も明るく光も透き通って イメージが軽やかにふくらみます

 

絵が完成したとき

「できた!!」と決意してサインして壁に立てかけても

その直後はまだうろたえています…私でなく、絵が

「えっもう?そんな、心細いわ…まだいてよ、お願い」

なんてとまどいの声をふりきってその場を離れるのですが

 

しばらくして戻ってくると、すっかり落ち着いた感じでたたずんでいるのです

「あ、もう大丈夫です、1人でやってけますから。今までお世話になりました」

と大人びた表情で言われてるようです

 

でもたまにいつまでたってもモジモジして自立しない絵もあったりして

そんなときは私の手が足りなかったか なにか間違えたということです

これって親の気分…?

 

えもいわれぬ不思議な感覚です

 

そうして大人になった作品たちに会いに

ぜひ表参道へお越しください!

 

「紗英個展‐灯りの照らすほうへ‐」は528日〜62日まで

東京都渋谷区・表参道ヒルズ「ギャラリー80にて開催予定です

2013年
 あけましておめでとうございます!

晴れやかな1年となりますように。
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冬の朝の夢


寒い夜明け、とびきり美しい夢を見ました。

 

窓に目をやると、ピーコックブルーの空に満天の星が瞬いています

まだうっすらと夕方の気配の残る外に飛び出て、空に双眼鏡をあてると

なぜだか目で見たよりもはっきりと見えない

 

家に戻ろうとしたら、小さな女の子が「こっち」と手を引きます

笑顔の彼女が指さすほうを見ると

まだほんのり杏色をした低い空に時計の形をした星が浮かんでいます

「ゼロの時計星だよ めずらしいね」

ふわりと回りながら針はたしかに時を刻んでいるけれど

本来12のあるところは0になっています

そばには大きな2つの土星も浮かんでいて

時計星は回るたびに金の縁がキラリと光って、なんともゆかいな景色

ありがとうー見逃すとこだったよって女の子に言いかけると、目が覚めました

 

朝ごはんを食べながら、夢の足跡をゆっくりとたどりました

 

山に登り始めてから、降るような星空を見るようになったからかな

 

ベランダから夕日にくっきりと浮かぶ富士山のそばに大きな星を2つ見つけて、

凍えるのも忘れて見とれていたからかな

 

時計星は、コーヒー豆を挽くときに、毎日秒針を40秒追いかけるからかな

 

それら日常の欠片を材料に

遠く私のイメージをはるかに超えた世界を見せてくれる

夢の不思議な力 その広がりははかりしれず ちょっと怖くなるほど

それにくらべて私の創造力のなんと色あせていることだろう

 

幸運にもその景色の端っこをつかめた時くらいは

忘れずに記しておこう

描くにはあまりにも力が足りないけれど
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秋の空に


秋がきました

この季節はふとした風の匂いや陽射しに

何かずっと昔のことを思い出すような

でもいつも思い出せないままなんとなく

切ないような幸せなような心地になります

 

せっかく晴れ渡った空でも

夏は眩しすぎて目も開けることもままならないのですが

だんだん光が優しくなって

遠い広い空と雲の色を

いつまでも眺めていられる嬉しさがあります

 

そして秋の夜長にはやっぱり映画鑑賞!

映画は大好きでたくさん観てきましたが

たまに「あ・蛇足だな」と思うことってありませんか

俳優の表情だけでこっちは十分に感動してるのに

セリフのために興ざめすることもままあったり

 

「泣かせたい!」「大人向けにしたい!」「怖がらせたい!」

ものづくりをする上は、狙いがあるのは当たり前ですが

もともとこの世に存在しないハリボテの世界に命を吹き込むには

観る人々との共鳴が必須です

 

これは絵においても同じことではと思います

思い入れが強いほどわかってほしくて説明過剰になる

でもそれはエゴでもあると時たま反省したり


私の師匠シュマイサ―先生の金言のひとつに

「空白の大切さ」がありました

息を詰めるほど描きこむのではなくあえて白い部分を残す

しかもただ空白ではなく、魅せる空白をと

先生が永眠された今

その深い意味をかみしめます

先生の生み出された空白は圧倒的な描き込みとあいまって

うっとりするほど美しい余韻を漂わせていました

 

はてなき目標ではあるけれど願わくば私もそうありたい

作品の中に、個々の想いが自由に散策できるような空間を

秋の空のように

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